まるの部屋

管理人がゆるゆる日常をお送りします

『異世界失格』作者:原作/野田 宏 作画/若松卓宏

GO TOで異世界いけないかな、とか呟いてたらこんなの見つけました

昔の文豪みたいな主人公が異世界へー!

 

いや、島耕作異世界で騎士団長する時代だし、文豪だった異世界転移しますよね?

出だし早々、恋人と心中するわ、睡眠薬ポリポリするわ、樹木型モンスターに生気すわれながらグッド・バイとか呟いてるから多分モデルは太宰治…。

 

異世界に飛ばされた主人公の「先生」が「さっちゃんとの心中成就」という希死念慮と創作意欲をこじらせつつ、エルフや猫耳娘などと戯れながら、第二の恥の多い生涯を送るというあらすじになっております

 

ちなみに呼び出された時点で倒すべき「魔王」はいませんし、先生自体には異世界で生きていく才能も、資格もございません!!――え、ここからどうなるん?

 

先生のキャラというか「文豪が異世界へ行ったら」というコンセプトに惹かれて読みだしてまだ1巻目。先生のキャラデザをひたすら楽しんでるだけで、今後どうなるのかはまだ見えません。ああ、先生の見た目ツボ…!映画版「人間失格」の小栗くんみたい。着流しに黒のトンビコートってめちゃいいですよねー

 

異世界にいったらどういう風に振る舞うのかな、とか異世界に住んでる人とどういう関係になっていくのかな、とか気になります

 

あと、読み手からしたら「違う時代のキャラクター」が「違う時代」の「違う次元の世界」へ行く物語なので、価値観のギャップなどをどう表現されるのか楽しみです

 

文豪たちの時代背景とか勉強すれば小ネタがひっそりと楽しめる仕様になってるのかもしれませんね