『ほしとんで』/ 本田
そうそう、芸大の文芸系ゼミってこんな感じ。
読後になぜか書店へ歳時記をかいに行きたくなる作品です
『ほしとんで』著:本田
作者さまは「ガイコツ書店員 本田さん」書いてたあの本田さんです
舞台は芸大の俳句ゼミというどマイナーなところ
人気ゼミからあぶれた主人公が強烈な個性の仲間とゆるく俳句をつくります
このゼミの仲間がねえ…文系キャラ祭りな気がしてならないのは私の気のせいでしょうか
- 春信くんみたいな学生とか、なずなさんみたいな友達に心当たりはありませんか?
- たまにレンカさんやみどりさんみたいな人とすれ違いませんでした??
うっかり母校がモデルかな?と思うほど親近感が…。
そして肝心の『俳句』というテーマなんですが、
坂本先生のもと、俳句作って品評会したりテーマ探しに鎌倉行ったりするんですが、
それぞれの個性で俳句をひねるものだから、一緒に感情移入しやすいです
作中で切れ字などの俳句にまつわる知識もしっかり出てくるので教養も深まる
たった五七五なのに!Twitterより短いのに!ちゃんと文芸してる…そしてみんな可愛い…!
…歳時記買いにいこう
本田さんの作品です↓