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『すっぴんクオリティを上げる さわらない美容』/上原 理恵 著

すっぴんクオリティを上げる さわらない美容』(上原 恵理 著)レビュー

 

なるべくお肌にはさわらない・こすらない・例外はないが大原則のようで、
皮膚科医の視点から、世間でささやかれているマッサージ・毛穴パック・高級化粧品等にバッサリと切り込んでます

 

最近、しない系美容が流行ってますね。主に皮膚科医の先生とか研究職の業界から声があがっているような印象ですけども

一方でしっかりお肌のケアはしましょ、という主張も各所でみられるわけで

しかもそれぞれ説得力あるのが困ったところ。どうすりゃええねん。

 

もちろん、この本の中にもいろいろ書いてはあるんですが一番印象に残ったところ

あれこれ塗らなくても、保湿は本来「洗顔で失ったものを補う」程度で十分なのよ。

と、いうところ

 先生、わたし失ったものどころか、お肌にいろいろ足そうとしてました…。なんなら思いっきりプラスに持っていこうとしてました。

そして翌日にはゴシゴシ洗顔してましたよ…!ごめんよ、わたしの肌

 

本書のなかでは化粧品すべてを否定したり、年齢を重ねても20代と同じ最小限のケアをずっと推奨してる、ってわけじゃなくて、年齢やお肌のトラブルに合わせた対処法なども紹介してくれてます

 

↓とくに季節性の敏感肌なわたしが参考になりそうな箇所

”敏感肌の人は固形石鹼に注意。角質層を構成するケラチンというタンパク質はアルカリ性に弱いんです。また、タンパク質変性作用もあり、肌の天然保湿因子(NMF)を変性させます。 でも、健康な肌なら自力でpHバランスを取り戻すので、水でしっかりゆすいで、0・01秒でも早く保湿すればOK”

”ただの水は蒸発するので、肌の角質層に留まることができる水分を含んだ物質を入れる必要があります。 水分を補充せず油分で蓋をするだけだと、いわゆるインナードライになってしまいます。油分の蓋がなければ、いくら水分を補充してもどんどん蒸発していくので肌がカピカピになります”

”蓋する脂分は、ワセリンがコスパよし。べたつくけど低刺激で安価。ドラッグストアに売っている「白色ワセリン」や、医療機関で処方される「プロぺト」は、美容分野でもよく使われます。”

(すっぴんクオリティを上げる さわらない美容/上原 恵理 著)

酵素系とかがっつりクレンジングって結構アルカリ性のものが多かったような気が。気を付けよう

広告などに踊らされず、自分に合ったケアを見つけていきましょうねって内容でした

わたしもドラッグストアとかで、気になるアイテムがあったらちょいちょい買う方なので、ちゃんとお肌の状態をみながら試さなきゃな~と反省

あと意外だったのはニキビ跡は現代医学でも直すのが困難なので、自己流で対処せずに皮膚科で見てもらってという所。そんな気軽に皮膚科いっていいものだったのかと驚きました

会話形式ですすんでいくのですが、先生のキャラクター癖が強い~

はなし自体はわかりやすいのに、先生のキャラクターが気になるわ…