SPFとPAについて
日本人の場合、色白の人なら20分、普通肌の人なら25分、色黒の人なら30分でサンバーンを起こすといわれています 『日本化粧品教会公式1・2級対策テキスト』より引用
日焼け止めに書かれているSPF○○という数字は↑のサンバーンを起こす時間を何倍まで延ばせるか、という意味だそうです
つまり、普通肌の人がSPF24の日焼け止めを使うと
25分×SPF24=600分(10時間)
にまで、サンバーンを起こす時間を延ばせるという事です
サンバーンとは日焼けして肌が赤くなる現象のことで、シミ・ソバカスの原因になります。主に角質層にささってくるUV-Bが引き起こすのですが、これを受けると8~24時間後にピークに達し、炎症が数日間つづきます。時には皮膚の遺伝子も損傷するくらいの破壊力があり、くりかえし浴び続けると皮膚がんを引き起こしたりします
見た目の変化として、赤み、メラニンによるくすみ、角層内の水分も蒸発し、ゴワツキを感じたりします
PAはというとUV-Aの防止効果を表したものになります
屋外での軽いスポーツやレジャーには++以上から、という扱いになっております
UVーAは肌の真皮層に刺さって、コラーゲンはエラスチンを破壊する元になり、シワ・タルミを引き起こします。
SPF・PAが高いものを一度塗ったからと言って、一日中ブロックできるわけではなく、2~3時間ごとに塗り直しなどで効果が持続します。朝はお化粧の前に仕込んで、外出先でスプレータイプとか使うと便利かもしれませんねえ
ファンデーションやベースにも紫外線をカットする効果があったりで、そちらもしっかり利用していきたいと思います